オリジナルBL小説{双子インフルエンサーは今日も百万イイね!}#5
お疲れ様です。
閲覧ありがとうございます。m(__)m
続き遅くなってすみませんw
またちまちま書いていきますね。
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「かなでー、出せる洗濯物全部出して」
「はーい」
今日は午後から動画撮影をする日だ。だからその前に終わらせられる家事をしてしまおうということらしい。俺は服に着替えてパジャマを洗濯機の傍に置いてあるカゴに放り込んだ。
「俺は掃除するね」
さーちゃんにそう言うと頼むと言われた。洗濯機が回っている間、さーちゃんは作り置きのおかずをつくることにしたらしい。エプロンを着けている。
さーちゃんが作るご飯、美味しいんだよな。母さんが作ってくれるご飯も好きだけど、さーちゃんの料理の腕前はめきめき上がっている。
俺はフローリングの床をワイパーで拭いていた。結構汚れてるな。もう一度かけるか。
その後はお風呂とトイレなんかの水回りだ。賃貸だからなるべく綺麗にしておいた方がいい。
洗剤を全体に撒いてブラシで擦る。水垢ってしつこいんだよな。鏡、浴槽の蓋、蛇口まわりや洗面器も洗った。
よし、綺麗になったかなあ。
居間に戻るとさーちゃんがタッパーにおかずを詰めていた。かぼちゃの煮物だあ。
他にも鶏肉のつくねや、漬物、冷めても美味しい唐揚げまである。
洗濯機がピーピー言い始めた。
「かなで、これ味見しておいて」
「わあ、嬉しい」
「ちょっと干してくる」
家事モードのさーちゃんはいつもせわしない。あれをやっている間にこれをやるとか毎度おなじみの光景である。俺は皿に盛りつけられた鶏のつくねを口の中に放り込んだ。
「ウマ」
さーちゃん、やっぱり料理上手だなあ。他にもかぼちゃの煮物も食べた。
「うう、全部食べたい」
でも今日のお昼はタンタンメンを作るぞってさーちゃんは張り切っていた。さーちゃんのタンタンメンは格別に美味いんだよなあ。おかずはもうこれで我慢しよう。
#5日目
2020.09.27
こんにちは。奏です。今日は新しい動画を投稿したよ。
早速コメントやイイねありがとう。
ライブまでもう間近。毎日練習してるよー。
でも動画配信は変わらずするから寂しがらないでね。
俺たちなりにみんなへ「好き」を返せるライブにするよ。
あ、配信チケット買ったって言ってくれる子が多くて嬉しいよ。
楽しんでいこーね!
つづく
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