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オリジナルBL小説{引きこもりでしたがお屋敷メイドになりました#8}ひとまず完結とあとがき

お疲れ様です。m(__)m

閲覧ありがとうございます。

 

一旦完結です。

全体的にあんまりラブラブ出来なかったなあw

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

アルファポリスでしっかり堀り下げて書いてみたい事案かも。

アルファポリスの大賞に向けてばたばたしてましてw

お前は何をやっとるんだwと。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

とりあえず大学の課題もやらねばねばねば。(納豆?)

頑張ります。

 

#8

「ヘルマン、これ」

 

屋敷に帰るなりソータは出迎えてくれたヘルマンにインクの入った小箱を差し出した。

 

「ソータ様、これは?」

 

「リューイが僕にお給料をくれたんだよ。それで買ったの。ヘルマンの好きなインク」

 

ヘルマンがため息を吐く。喜んでくれなかったのかとソータは心配になった。

 

「お給金はソータ様の欲しいものを買えばいいんですよ。ですが嬉しいです。ありがとうございます」

 

ヘルマンがふわりと笑う。ソータはホッとした。

今日もソータはメイド服に身を包み、働いていた。だんだん仕事にも慣れて来た気がする。

もっといろいろな仕事をしたい。そして給金を貯めて兄に会いに行きたい。

そんな野望がソータには湧き上がっていた。まずは切符を買えるだけの貯金を作る必要がある。リューイによれば汽車で二時間ほどの場所らしい。ソータは貯金箱に今日のおつりを全額放り込んだ。普段の自分は金を使わない。

 

「ソータ、メイドさんのお仕事はどうかな?」

 

次の日、リューイにそう尋ねられてソータは笑顔で答えた。

 

「楽しいよ。ヘルマンが食器の洗い方のコツを教えてくれたの」

 

この屋敷には食洗器が付いている。軽く食器を洗って、食洗器に入れる。ソータはそれの使い方をヘルマンの教えによって完璧にマスターしていた。

 

「すごいね、ソータは」

 

「僕、兄さんに会いに行きたいの」

 

「うん、そう言うと思ってたよ。君の唯一の家族だしお兄さんに手紙を出してみようか?」

 

「手紙?いいの?」

 

ソータの驚きにリューイが笑った。

 

「当然だよ。ソータのことを書いて送っておくね」

 

リューイの言葉にソータは嬉しくなった。兄に自分のような弟がいることを報せて、彼がどう思うか心配になったが、このまま何もしないのは嫌だった。ソータはリューイに抱き着いた。

 

「リューイ、大好き」

 

つづく・・・?

 

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