オリジナルBL小説{大型彼氏と同棲しています#1}マオ、レオお絵描き
お疲れ様です。m(__)m
閲覧ありがとうございます。
新作のBL小説です。(無料です。※無断転載禁止)
面白いかなwww
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
何話まで続くかは不明ですw(をい)
お絵描きも載せています。(^▽^)/
「大型彼氏と同棲してます!」
起
「え、大地さん荷物それだけ?」
俺の彼氏さん、大地さんが俺の家にやってきた。今日から二人で暮らすことになっている。
嬉しい。ずっとこの日を待っていた。
大地さんの荷物は小型のキャリーケース一つだけだった。
二泊三日の旅行だってもう少し荷物があるだろう。
「ん、また必要なら新しく買おうかなって。翼の家に上がらせてもらうんだしな」
そんな他人行儀な・・と思ったけど大地さんはこうと決めたら動かない。そういうところも好きなんだけどね。
「おっと」
大地さんがドアのへりに頭をぶつけそうになる。そう、大地さんは体が大きい。
仕事はスポーツジムのインストラクターをしている。俺たちはたまたま友達が開いてくれた合コンで知り合って仲良くなった。大地さんはグループ内で一番イケメンだったから、他に参加していた女子からめちゃくちゃ質問されていた。俺も彼をかっこいいなと思って見ていたけど声を掛ける勇気は出なかった。だって、俺はたまたま数合わせでその場にいただけだったし、俺みたいな根暗に声を掛けられてもなと思ったのだ。しかも同性だし。俺はゲイである。だから怖がられると思ったのだ。
友達ははじめから俺に大地さんを紹介するつもりでこの合コンをセッティングしたらしい。
そしたらそれを聞いた女の子たちに自分達も参加すると強引に言われてしまったという。
その話はどんどん広がって、この状況になったのだ。当時、友達がめちゃくちゃ謝って来たのが今となっては懐かしいな。
もう終電も近いという理由から合コンもそろそろお開きかというころ、大地さんから俺に話しかけてきた。女の子たちは化粧を直しにいったのかな?何故かいなかった。大地さんは本当に大きい。俺は彼を見上げた。
「君、ジム、興味ある?」
そっけない尋ね方だけど、なんだか優しい感じで俺の気持ちは一気に舞い上がってしまった。大地さんは本当にかっこいいからね。彼がジムで働いているのは最初の自己紹介の時に聞いて知っていた。
「実はちょっとダイエットしたくて。筋トレも興味あるし」
「名前、翼くんだっけ?ちょっといい?」
「ふえ?」
大地さんが急に体を触って来るから俺はどきどきしてしまった。
「うん、やっぱりちょっと体歪んでるかも。確か、座り仕事だったよね?足組む?」
「はい。なんでわかるんですか?」
「俺、整体もできるから。一度うちのジム来てみない?」
「いいんですか?」
「もちろん」
大地さんが笑う。その笑顔にやられてしまった。イケメンってこれだからずるいよなあ。
名刺を差し出されて俺は何も考えずに受けとった。
帰り道、大地さんは俺と話しながら歩いていた。なんとなく価値観が似ているなあってここで思った。俺が自炊をしている話をすると、手料理を食べてみたいと言われてドキドキした。
他の女の子にだって趣味が料理という子もいたような・・・と思ったけど特に突っ込まなかった。どうやら大地さんは俺を気に入ってくれたらしい。
嬉しかった。
ああ、もう駅についちゃった。大地さんはどの電車なんだろう?
そう思って見上げたら大地さんが俺に顔を寄せて来た。
「俺の家、ここから歩いてすぐだから」
「あ・・・」
どういうこと?とポカンとしている間に、大地さんが手を振って来たので俺は振り返した。
胸がどきどきする。俺と大地さんへの恋はこの日から始まったんだと思う。
つづく
紙に描いていくう。もっと可愛く描けたかもw
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
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