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オリジナルBL小説{猫様ズ・マオといちゃいちゃ}

お疲れ様です。m(__)m

閲覧ありがとうございます。

 

マオ回です。(((o(*゚▽゚*)o)))

今度から新作をあげようかなあ。

イラストも描いてみました。

マオって攻めなのに可愛い感じ。

まだまだ描きたい。


「猫様ズ・マオといちゃいちゃ」

 

「ね、しょうや!今日は二人きりだね。いちゃいちゃしよ」

 

朝、急にマオがやってきて言った。今日はレオが健診で一日病院にいる。夕方に帰ってくる予定だ。マオはニコニコしながら俺を見つめて来る。えーと、いちゃいちゃって具体的に何をするんだろう??

 

俺が困っているとマオが俺に抱き着いてきた。

 

「しょうやと遊ぶんだ」

 

それいつもと変わらないのでは?と思ったけどマオの機嫌を損ねるといろいろ面倒だ。

 

「ねえしょうや、チューしていい?」

 

急な展開ですね、お兄さん。俺の表情を見てマオは失敗したと思ったらしい。

 

「だ、だってレオもチューしたよ?」

 

確かにその通りだ。でもあれはキスのカウントに入ってない気がする。

 

「しょうやはだれが好きなの?」

 

「そんなの分からないよ。だってみんな大事だもの」

 

「しょうやは優しいんだ。じゃあしょうやは皆のもの?」

 

マオが首を傾げながら聞いてくる。

 

「俺にそこまで権限はないよ」

 

マオはふんすと鼻息を荒くした。

 

「じゃあしょうやを手に入れるために僕、頑張るんだもん」

 

「え?」

 

「僕、もっと大人の男になって、はーどぼいるどになって、しょうやが僕を好きって思ってくれるようにするんだ」

 

ハードボイルドという単語に俺は噴き出しそうになったけど堪えた。マオがハードボイルドになった姿を思うとおかしくてしょうがないんだけど。

でも本人は一生懸命だ。可愛いな。

 

「じゃあマオがハードボイルドになるまで俺は待てばいい?」

 

「それは駄目!ずっと一緒にいるもん!」

マオが慌てたように言う。こういうところ本当に可愛いんだよなあ。

 

「今のままでマオは十分魅力的だよ」

 

「え?」

 

マオがぽかん、としている。

 

「本当?僕、ハードボイルドかな?」

 

マオに誤解させてしまったな。

 

「えーと今のマオはハードボイルドというより可愛い感じだよ。でもそんなマオが俺は好きだからね」

 

「えええ!可愛い男って嫌われるんじゃないの?」

 

それはどこ情報なんだろう。

 

「さとるがスマートフォン貸してくれた時掲示板で見たよ」

 

なんの掲示板を見たんだろう?マオはネットサーフィンが出来るんだな。

 

「とりあえずマオはマオのままでいいんだよ。俺を好きでいてくれてありがとうね」

 

そう言って笑ったらマオに唇を奪われていた。

 

「しょうや、ずっと好きでいるからね。レオとさとるには負けないんだ」

 

「マオ・・・」

 

ここまでくるといじらしいな。俺からするとマオは子供みたいなものだ。

 

「マオはこれからもっと大人になるよ。その時にまだ俺を好きでいてくれたら、また告白してくれる?」

 

「うん!するよ!」

 

マオが今日も可愛い。

 

 

おわり